旅する着物ことはじめ 白岩の里と角館町めぐりバスツアー
- 2017.09.21 Thursday
- 01:00
先日三連休の中日、9/17にNPO法人秋田歴史文化伝承会さんとの合同企画のバスツアー開催致しました。
秋田歴史文化伝承会さんとのバスツアーは今年2月の五城目のバスツアー以来2回目となります。
今回は「白岩の里と角館町めぐり」というテーマで開催いたしました。
角館と言えば武家屋敷や桜を思い出すわけですが、いやいやそればっかりでは無いよ角館、知れば知るほど面白いよ秋田のディーブスポット。と言うような場所を二人の名ガイドに案内してもらいました。
着物ことはじめからの参加は私と三代目合わせて8名の参加、今回はドレスコードのなしにしてみましたのでお洋服での参加の方もいらっしゃいました。
先ずは白岩焼の継承者で人気若手陶芸家の 渡邊葵さんの案内で白岩焼白岩焼和兵衛窯の見学です。
白岩焼の事は知っていても窯元を訪れる機会は中々ありませんでした、いつもの角館ルートからはどんどん離れて奥地へ
大きな杉木立が見えると目的地はもう直ぐです、白岩焼和兵衛窯に到着です。
ギャラリーを通り抜け、よく手入れされたお庭や畑を抜けると着いた先は初めて見る大きな登り窯。
ギャラリーでは渡邊さんに直接作品の説明を聞いたり、皆さん自分のお気に入りをじっくり選んでいました。
最後に渡邊さんを囲んで記念写真をパチリ!白岩焼和兵衛窯を後にしました。葵さんお忙しい中ご丁寧にご案内ありがとうございました。
ここからまたバスに乗り次の目的地へ、庄内先生の案内の元以前窯があったという場所へ移動です。
ここでは秋田歴史文化伝承会代表で考古学者であり、秋田の陶芸史研究第一人者である庄内昭男先生のマニアック(?)なレクチャーを受け、皆さんただならぬその濃い内容に聞き入っておりました。
白岩の里を後にして次の目的地は、雲巌寺へ。こちらは15世紀創建の角館随一の名刹です。
立派な山門には仁王像がお出迎えです、こちらは中仙のドンパン節作者高橋市蔵作と言われています。
白岩焼のお地蔵さんがずらり、柔和な顔立ちで可愛いお地蔵さんでした。
こちらでも記念写真をパチリ!
さて!お昼も近くなりそろそろ皆さんお腹も空いてきたところ。昼食の場所は料亭登喜和さんです、ここからはガイドを郷土史研究家 小松和彦にバトンタッチです。
「角館の祇園」であった花街・西勝楽町にある創業100年の老舗料亭・登喜和さん。早速用意された食事を頂きながら、郷土史研究家 小松和彦による角館の花柳界に関するミニレクチャーも。
丁寧に作られたお料理、昼ビールにも合い大変美味しくいただきました。
記念写真大好き!登喜和さん当主柴田さんもご一緒にパチリ!
午後からは角館町めぐりと言う事で、街をそぞろ歩きながら青柳家へ行きました。
お庭の植栽を楽しみながら、様々な展示館を巡ります。
ここでは記念写真はありませんでした、バスツアーも終了に近づいてきました。
心配されたお天気も何とか持ちこたえて、お着物にはちょうどいい気候の一日でした。
秋田も違った面からみればまだまだ知らない事もたくさんで、優れたガイドがいれば尚楽しい旅となります。
今回連休の中日に参加いただいた皆様ありがとうございました!お着物率は少なかったですが、お洋服でも楽しんでいただければそればそれで素晴らしいことだなと思いました。
企画していただいた庄内昭男先生、丁寧にご案内いただいた白岩焼和兵衛窯の渡邊葵さんありがとうございました。
また次回のバスツアーにご期待ください!
只今小松クラフトスペースでは30日まで、八幡はるみ・松本ヒデオ展開催中です