2階ギャラリーでは久しぶりにアフリカンな展示になり、2月の山本太郎さんの展示会とは一気に雰囲気が変わりました。
和彦さんが厳選したアフリカのマスク、テキスタイル、工芸品など見応え抜群です。
毎年恒例になったご隠居・小松正雄による絵画の展示も。
先週は秋田魁新報のふきのとう欄に掲載していただきました。
うっとりとアフリカの文様に見入るご隠居。
圧巻のアフリカの工芸品たちの素晴らしさはよ〜く分かるのですが、やはり女性は可愛い美しい物も見たいですよね。
そんなお気持ちも分かりますので、プティットアフリケーヌの定番パンツやバルーンバック、晴雨両用傘等入れてみました。
変わらず張りのある生地が履いていて気持ちよく、アフリカンなテキスタイルが奇抜でいてお洒落です。
縫製やデザインは全て日本でやっているのでとっても安心です。
まだまだ寒い日が続いていますが、暖かい春を思い描きながらご覧下さい。
「アフリカの布」
2024年3月6日(水)〜3月30日(土) 会期中無休 小松クラフトスペース
まるで抽象絵画のようなデザインが魅力のラフィア布、幾何学文様とストライプの連続文様を織り込んだケンテクロス、絞り染めによってダイナミックな文様が施された藍染布など、マティスやクレーなどにも影響を与えたアフリカの伝統的な染織工芸を揃えました。 マスクや木彫などの美術工芸品、アフリカンプリントの雑貨なども出展します。
2月19日の最高気温が18度の予報、春ですか?!夏ですか?
調子が狂ってしまう感じで、今年の夏が怖いです・・。
春の様に明るく健やかな山本太郎先生が17、18日、在廊しておりました。
催事がスタートしてから山本先生のファンのお客様が、沢山ご来店なさっています。
先週開催したギャラリートークでは、小松店主との掛け合いトークが面白くご来店いただいたお客様を魅了しておりました。
現代の歌舞伎役者を描いた「暫」の迫力に圧倒されたと思えば
立雛キューピットの可愛らしさにキューンと来ます。
昨年刊行した「新しい昔ばなし つなぎまちと130人のこどもたち」では、熊本のつなぎ町の住民の皆さんからインタビューしたお話を山本先生が、オリジナルで制作してさし絵も描いています。
こちらの絵本が人気で50冊入荷いたしましたが、只今品薄状態です(今週には追加予定です)。
やさしい太郎ワールドを是非ご覧下さい。
ニッポン画を提唱する山本先生の普段スタイルはお着物です、ご自分でも浴衣のデザインをされています。
今回当店では山本太郎さんデザインの浴衣を12種展示販売しております。
山本先生推しの方にお勧めですが、夏を粋に過ごしたい方にも。
『山本太郎展 ニッポン画 初花月』 小松クラフトスペース
2024年2月2日(金)〜2月24日(土)
会期中無休
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1月半ばに来て暖冬から一転、気温が一気に下がって来ました。被災地の方々の現状を思うと本当に気の毒でなりません。
暖かい場所で通常の生活が少しでも早く出来るように祈るばかりです。
新年の初市、小松クラフトスペースでは年に一度の大御奉仕開催しています。
着物、帯、和装小物は勿論、美術工芸品、群言堂やプリスティン、リーノエリーナ、雑貨などが通常価格より2割引から5割引での販売です。どうぞお早めにご覧下さい。
初売りでは必ず着物を着ることにしている小松家、今年も新春特別企画 秋田万歳が開催された7日迄着用しました。
ハレの日に着るだけでなく、普段も気軽に着れるようにと考えています。
マダムはなんと4日の初売りスタートから、本日(17日)も着物を着てお店に出ています。
夕方買い物に行く時も着物を着て出ていきます、雪が降っていても防寒草履とコートがあれば大丈夫だと言います。
年末に腰を痛めていたようですが、着物をずっと着ていたら腰も伸びて良くなったようです。
何枚も重ねる着物スタイルは暖かくて、身体に優しい。なんて優れた民族衣装なのでしょうと思います。
最近気になっている吉田羊さんも、着物を自由にお召しになっています。丈を短くして靴と合わせたり。
色合わせも素敵で、上級者スタイルですがとっても参考になります。
当店のお客様もいつもお着物でお出かけです、慣れてきたらお着物の方が楽なんだとか。
半襟はいつも季節に合わせた手拭いです、お洗濯が楽なんだそうです。
着慣れた方の工夫が勉強になります。
通好みの草木染めの紬や職人の手で丁寧に作られた帯など、色々揃えました。
京都の藤井絞の着尺をコートや羽織にお勧めしています。
今年は羽裏が色々揃いました。 全て2割引きの大御奉仕ですのでどうぞご覧下さい。
『吉例初市・水代達史展』
2024年1月4日(木)〜1月20日(土)
会期中無休 小松クラフトスペース
新進気鋭の金工作家、水代達史さんの作品展。群言堂などの人気アパレル商品や、着物、和装小物や工芸品などの特別セールも同時開催。
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サンタさんに手紙を書いてツリーに掛けていました、「最近好きな事は雑誌を見ること」出そうで
かなり流行りのJKに近づているようです。
希望のプレゼントが貰えたら良いですね。
おしゃれを楽しむのは子供だけではありません、女性であれば皆んなおしゃれしたいですよね。
暖かくおしゃれに出来たら尚良し、ペットのふわふわの毛を触っている様な気持ち良さを纏って
過ごしたいです。
仙台のアパレルブランドRocojuli ロコジュリィのニットやシルクのワンピース入荷しています。
天然素材にこだわったニットやシルク、アルパカやカシミアは女性らしいデザインで
日常のお洒落をワンランク上げたものに出来ます、暖かく、重ねてお召しになればコートなしで大丈夫です。
最近はRcojuliのニットを愛用している私です。
ピンクやモヘアの優しい色合いがお気に入りです。
こだわりの1点物のシルクのワンピースは日本で縫製したもので、どこにもない素敵なプリントです。
クリスマスが近いこの季節にぴったりです。
冬を楽しむ
12月25日迄 会期中無休 10時〜18時
『冬を楽しむ』
2023年12月4日(月)〜25日(月)【会期中無休】
ヨーロッパで出会った素材を組み合わせて生まれたタクルタートルの洋服、モンゴルのオーガニックカシミヤで作られたニットウェア、クリボテラのタイツとソックスなど、温かく冬を過ごすアイテムを取り揃えました。
Rocojuli、ASSOBOOの洋服やYu-Candleの作品も出展いたします。
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子供達のもっぱらの話題は、サンタさんから何を貰うかってこと。友達が何を貰うかリサーチしている模様です。
昨日の日曜日は今年最後のお店のお休みでしたので、クリスマスツリーを出して飾りました。
明るいツリーはお部屋が明るくなって、クリスマス感が高まって楽しい気分なります。
小松クラフトスペースでも、恒例の冬の電飾をウィンドウに飾りました。
2階ギャラリーでは今週月曜日から展示会「冬を楽しむ」スタートしております。
モンゴルオーガニックニットブランド、カシミヤプラスさんは今年久しぶりにモンゴルに行かれたそうで
カラフルな色のニットや、去年は余り入荷が無かったカーディガンなどが入荷しています。
厳選された糸で編まれたニットは、ふわふわで手触りが抜群でとても暖かいです。手袋や帽子なども入荷しています、クリスマスギフトにもピッタリです。
タクルタートルは春の東京出張で偶然めぐり逢ったブランドで、その素材の良さや、縫製、色の合わせ方が素晴らしいです。
主にヨーロッパの素材を使用しているので、今まで目にしたこともない美しいボタン等を使っていて、細部を見るのが楽しみになるお洋服です。新作コートやニットなどを揃えました。
毎年この季節にご紹介しているタイツブランドの、クリボテラ。
新作のタイツが入荷しています、靴下も愛用しているのですがタイツも暖かくておしゃれなので
今年はどのタイツを購入しようかと悩んでいます。
Rocojuliからはシルクの1点もののワンピースや、丁寧に作られたニットのカーディガン等が入荷しています。
イエローやレッドの明るい色のニットが入荷しています、手触りがふわふわでとっても気持ちいいです。
クリスマス気分を盛り上げる、癒しのキャンドルも様々入荷しています。
『冬を楽しむ』小松クラフトスペース
2023年12月4日(月)〜25日(月)【会期中無休】
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全てのイベントが終了した夜、たっぷり母娘で夕食を食べて温泉旅館に戻ったらどうも娘の様子がおかしい・・。
寒気がするというのでホカホカの温泉にとりあえず入り、早々に布団に入った。
見る見るうちに顔が赤くなり、これはもしかして・・と思いましたが出帳中の為体温計や、保険証も持っていない
とりあえずコンビニで冷えピタと水分を購入して様子を見ました。夜中に起きだして体が熱いという・・ただただ冷えピタの交換しかしてあげる事が出来ず一晩過ごしました。
翌日ANPは最後の片づけを済まして、秋田市に帰り発熱外来に行ったら流行のインフルA型が出ました。
勿論娘は学校をお休みしたわけですが、学校でもインフル流行の為学年閉鎖となりまして、数日後熱も下がった娘は自宅でのお留守番も出来るようになり、家族にも移さず元気に今週から登校していきました。
とは言え聞くところに寄れば、インフルエンザはまだ流行中とか。まだまだ油断していられません。
はやりと言えば、只今2階ギャラリーで開催している特別企画も大注目です。
目にも美しく、今でも使える素敵な髪飾りが揃いました。
素材も様々です、どうぞお手に取ってご覧下さい。
今年の初売りでも人気だった、SUU〜数の和装小物も。お着物だけで無く、ブローチやネックレスなどにも出来ます。
NPO法人秋田歴史文化伝承会・特別企画
『はやりの髪飾り展』
2023年11月17日(金)〜11月28日(火)会期中無休
小松クラフトスペース
日本女性の髪を飾ったかんざしや櫛。名品の数々を帯留めや世界各地のアクセサリーなどと共にご覧ください。
江戸時代の浮世絵や明治時代の女性雑誌には、優美な日本髪を自慢するかのようにべっ甲のかんざしを挿した女性の描写が多く見受けられます。そういった髪飾りは、時々の髪型のはやり、流行に合わせて形も大きさも多様に変化していったと思われます。また材質もべっ甲だけでなく、漆器や、金属、ガラスにいたるまで様々なものがあり、はやりに合わせてよりも、はやりに先駆けて工房が作り出していきました。
展示を通じて、その女性のおしゃれを支えてきた職人わざと言える細工の巧さを堪能していただきたいと存じます。
NPO法人秋田歴史文化伝承会代表・庄内昭男
出品:アンティークの髪飾り(かんざし、櫛、こうがい、他)絵画、装飾品など、(世界のとんぼ玉、天然石のアクセサリー、SUUの帯留めなども)
楽しいカシマの夏をぼんやり思い出していたら、もう季節は秋でした。
秋田人形道祖神プロジェクトが準備を進めていた、「新・秋田の行事 in大館2023」が終了いたしました。
ニプロハチ公ドーム(大館樹海ドーム)に不思議な神さま館を作りました、秋田県内7集落に祭られている人形道祖神を展示しました。
主に大館、横手の神様たち、各集落の方々にご協力いただきました。
ANPによるギャラリートークが11日12日の両日開催されました。
インパクト抜群の末野のカシマサマを前に。
宮原さんは今回の企画のために線画をたくさん書いたそうです。
そこには宮原さんの秋田人形道祖神への愛とこだわりが感じられます。
カラフルな色のパネルにインパクトのある言葉がセレクトされて、ジーンときました。
とっても美しい展示。
いつも取材に行った話を宮原さんや、主人から聞いて、各集落の方々と会ってお話もする機会も無かったので
今年の7月に末野でカシマ行事に行き、初めて集落の方々とお祭りに参加して楽しかった事が思い出されました。
今回は初めてわら編みワークショップを開催する事となり、2つの集落の方々と初めてお会い出来ました。
ジンジョサマの山田集落の「俵のミニマット」作りと、ニンギョウサマの中羽立集落の「お正月飾り」作り。
最初は募集の段階で中々集まらず苦心しましたが、スタートしてみたらワラ編みをしている姿を見学するお客様が沢山いて
お声をかけたら、つぎつぎ予約が埋まり。子供たちも一緒に参加して大にぎわいになりました。
中羽立の若狭さんが縄ないは、お話をしているうちに長い縄が出来てびっくりした一つです。
それは実際やってみて、決して簡単に出来る物ではなく、道祖神を作り上げる事はとても大変なことだと再認識した次第です。
私個人的には集落の方々からお話を聞くのが楽しかったので、機会があったらまたワークショップをやってみたいと思いました。
お若い方にも意外と興味を持っていただき、ワラ編みを体験して頂きました。
小松クラフトスペースと秋田人形道祖神総出で関わった、「新・秋田の行事」
最後の最後で娘がインフルエンザに罹ったというオチもありましたが、皆さんのお陰で無事終了いたしました。
いらして頂いた皆様、協力いただいた集落の皆さまに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
NPO法人秋田歴史文化伝承会・特別企画
『はやりの髪飾り展』開催中です。
2023年11月17日(金)〜11月28日(火)会期中無休
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毎年夏になると、秋田人形道祖神プロジェクトの二人があちこちの取材に出かけていた、決まってお店で留守番役であった為
話や映像でだけ聞いた風景しか自分の中にはありませんでした、いつか実際の行事に参加したいと思っていた所でした。
末野のカシマ行事では恒例となった「鹿島人形コンテスト」が開催されるため、大阪の枚方から毎年宮原葉月さんが秋田に来てくれる。
娘の芭瑠も宮原さんが大好きで、秋田に来るのを楽しみにしているので一緒にどうせならカシマ行事に参加してみたいと1年も前から主人に話していた。
ささやかな願いが叶い、お店が休みとなった7月2日(日)娘と共に末野のカシマ行事に参加してきました。
最近は秋田市内のカシマ行事の取材に忙しい主人とは別行動、二人でゆるりと大森へ向かいました。
到着は11時位だったのでショウキ様の完成間近という所、子供たちや見学の方も沢山いて作り手の方々にも張り合いがある感じがして、イキイキと制作されていました。
完成後は記念撮影に何故か娘も入れて貰いまして、いい記念となりました。
鹿島人形コンテストは夕方からと言う事で、私たちは一旦お楽しみのランチへ出掛けました。
宮原さんと、多賀糸尊君と共に。小松氏がいると必ず食堂に連れて行かれると嘆く宮原さんの為に、多賀糸家でおしゃれなカフェでのランチをお勧めしてくれました。
美郷町にある「Cafe Lopo」さんへ。スロバキア料理と本格エスプレッソが味わえるお店だそうです。
どれもこれも美味しそうで、メニューを選ぶのに時間がかかりました。特にいつもとは勝手が違うお店に、ウキウキする宮原さんが印象的でした(いつもどんなお店に連れて行ってるの?!と申し訳ない気持ちに・・)
芭瑠はチーズのオープンサンドイッチ(生ハムが付いて美味しそう!)
私たちはスロバキアのシチューを注文、デザートまで楽しみ大満足です。
Cafe Lopoさんを後にしてからは、多賀糸君のアテンドで周辺の人形道祖神巡りをして宮原さんも大満足。
夕方4時半くらいにまた、末野に戻り鹿島流しのスタートです。小さな鹿島船で集落を巡りそれぞれのおうちで作った鹿島人形を乗せて集まります。一堂に鹿島人形が揃った様子は圧巻でした。
宮原さんと斉藤繁さんの名コンビで、鹿島人形コンテストがスタートです。
今年は番外編で主人も鹿島人形を自ら製作したり、芭瑠が名人斉藤繁さんの人形に顔を書かせてもらったり。
パパの人形と自分が顔を書いた人形を持ってご満悦。末野の皆さまもコンテストに参加してとっても楽しそう!
何より皆さんが末野のTシャツに着替えて参加して、楽しんでいるのを見て嬉しく思いました。
子供たちがいると大人もとっても楽しそう♪人形たちも見れば見るほど可愛い!
今年は終わった人形たちや、架け替えの藁を燃やすという。
貴重な機会で私たちもスッキリした気持ちで見学しようと立ち会いました。
天に向かって燃え上がる炎を見上げて、コロナも消えてなくなれ〜と願いながら見送りました。
初めてのカシマ行事、とっても楽しませて貰いました。集落の皆さんが何より楽しんでやられていて、とっても頼もしく感じました。最後まで娘も参加出来、印象深い日になった様で良い経験でした。
終日参加できる行事は中々無いので、貴重な体験でした。
また機会があればと思っています。
『伊藤祐嗣・金工展』開催中です。
7月7日(金)〜29日(土)迄
10時〜18時 会期中無休 小松クラフトスペース
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先週土曜日の予定で、見逃してしまった!と思っていた方、朗報です🎵
まだご覧になれますよ!
去年の京王百貨店の展示で偶然作品を拝見して、当店での展示会をお願いした
森さん。愛知県長久手生まれで、東京芸大を卒業されてから、東京の工房で作品作りをしています。
30歳と言う当店では抜群の若手の作家さんであり、作品も実際拝見して手に取ってみたら、誠に計算されたフォルムと使い易さで驚きました。釉薬も練りに練った、自分のイメージした空のブルーを再現されていて、非常に美しいです。
お話ししてみると、1人暮らしでも朝はオートミール、ヨーグルト、フルーツと決まった物を採り。
活字が好きでいつも本を読んでいるとの事。
絵も上手で、陶芸教室もやりながら絵の教室もお持ちだと言う。
一緒にご飯に行けば、出されたものは綺麗に食べて、非常に気持ちが良い方でした。
もうこの方には欠点なんて無いのだ、と感じていた所…。
一緒に食事をしながら、日本酒を飲んでいた森さん。食事と一緒で、どんどん飲むうちに一升空いてしまい、悪魔の囁きの様な3代目からのハイボールとジンを頂いたあたりでかなり酔いが回ってしまった様でした。
翌日はトークイベントがあり大丈夫かなと思っていたら、やはり二日酔いになってしまったとの事。
聞いたらこれが人生で初めての二日酔いとの事。秋田の思い出がそんな事で申し訳無いと思いましたが、しっかり者の森さんにもそんな所があったんだと少し安心した次第でした。
そんな森さんの作品をまだご覧になっていない方は是非ご覧になって下さいね。
7月に入りいよいよ浴衣の季節突入です、今年は何回着れるかな。
楽しみに初夏を待つ。
7月2日(日)はお休みです。
先日タブレット用キーボードを購入して貰いましたら、これが誠に便利な品で、もうパソコン無しの世界へ突入出来そうです。
そんな訳で気軽に此方のブログも書けるのではと思っていますが…、果たしてどうなるものか。
昨日聞いたSpotifyの番組で、キョンキョンが「もう一年のうち半年過ぎたねぇ」と言っていました。そうだ!もう今年も半年なんだと改めて思いました。月日はあっという間に過ぎていく、やりたい事はやれる内にやってしまわねばと。
着物は6月、9月は単衣の季節、いよいよ7月からは浴衣のオンシーズンとなります。
言ってみれば2か月と言う短い期間限定のお召し物であります。
どんどん着て街に出なければ!
特に当店でご紹介している浴衣の反物は、全て老舗の竺仙、新粋染、藤井絞の物です。お仕立てはベテランの和裁師の全て手縫いで、
一人一人の体形に合った仕上がりになります。それでいて、お仕立て代は格安の7700円となれば作るしかありません!
洋服と違い浴衣は、苦手だなと思っていた柄もしっくり来る場合もありますので、一度合わせて見て下さいね。
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森悠紀子 作陶展 「訪う〜おとなう〜」
6月24日(土)迄 10時〜18時
今日は少し気温が下がって雨模様なので、早々と咲いた梅を楽しみにしています。
小松クラフトスペースでは只今、『暮らしの中の民藝』開催中です。
2022年4月8日(金)〜4月30日(土)会期中無休
assobooさん、群言堂、デニールなどの新作春物衣料が入荷しています。
ロシアのウクライナ侵攻により、毎日暗いニュースを耳にしなければならないので、最近は明るい洋服をお召しになりたいというお客様が増えています。
今年はイエローやグリーンが流行だそうです、さきおりCHICKAも気持ちが弾む南部裂織です。眼鏡ケースや、小物入れなど身近に使える小物たちが沢山です。
花背WARAさんからは新作のワラドールや、藁の花入れなど手仕事の細かさとクオリティの高さには驚きます。
柚木沙弥郎(染布)、リトアニアのリネン商品をはじめ、世界の工芸、雑貨など。
同時開催:秋田人形道祖神プロジェクトPRESENTS
『世界の人形展』
疫病が入ってこないよう、村境に立ちふさがる藁人形のカシマサマ。こうした民間信仰は「人形道祖神」と総称され、秋田県内では全国一多い150カ所以上で確認できます。アジアやアフリカの人形には、人形道祖神とよく似た性格をもつものがあります。悪疫退散や五穀豊穣を祈願されるもの、男女一対で祭られるもの、性器をもつ、など。こうしたことから、人形の本来の目的は「祈り」や「まじない」にあることを強く感じさせてくれます。 民族の違いを超えて、人間の素朴な信仰から生まれたプリミティヴアートの数々をご覧下さい。
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Kさんは80歳少し手前で一人暮らし、三代目が集めた骨董や、ご隠居が集めた布が好きでコレクションしてくれています。
感謝の方で、ご先祖様をとても大事にしており、「ありがとう、ありがとう」が口癖です。
只今小松クラフトスペースではKさんが差し入れしてくれた桜が咲いています、いち早くお花見を楽しめます。
ご隠居の絣の布とのコラボを是非お楽しみください。
思い起こせば、娘の芭瑠が生まれた時もインドネシアに出かけていて留守にしていた記憶があります。
とすれば今娘は7歳なので、7年前まで絣を求めて海外へ行っていたと言う事になる。
家人にどんなに止められても、「まだまだ足りない」と言ってインドネシアに出かけていたというから驚きだ。
勿論最近海外には出かけることは出来ないので、ひたすら自分の趣味に没頭している姿(英語、絵、ギター)からは想像できないが、今回の展示に合わせて絣の布が沢山出てきたのを見るとやはり納得できる。
改めてその絣の布たちをみると、その手仕事の素晴らしさにまずびっくりする。
日本では考えられない、自由なモチーフを描いたものばかり。それは楽しく、飽きない。
絣に合わせて、インドネシアの木工作品も展示していますが、それは奇妙で見れば見るほど面白いです。
特別にカゴバックを半額で並べています、お買い得なのでどうぞご覧下さい。
海外に行くと必ず現地の風景を写真に収めていたご隠居、今回はその写真を元に描いた絵も一緒に展示しています。
今では訪れる機会があるのかも怪しい事になってしまった、海外の雰囲気を感じて頂ければと思います。
インドネシアの絣を見た後は、日本の絣もどうぞご覧下さい。それに関してはまた後程。
『絣IKAT展』同時開催『日本と世界のかご展』
2022年3月14日(月)〜4月2日(土) 会期中無休
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一つ一つ丁寧に返品の漆の作品を包んで、梱包が終了した時は達成感を感じました。
と言うのも今回は今までの本間先生のファンのお客様にもご紹介したのですが、初めて本間先生の作品に出合い
日々の暮らしの器としてお買い上げ頂いた方が増えた事が何より嬉しいです。
また自分自身でも改めて本間先生の作品の素晴らしさを実感させていただきました。
本間先生が研究されて完成された、「金漆(ゴンゼツ)」や「透金漆(スキゴンゼツ)」の美しさ。
重厚感ある今までの漆の概念を覆したような、軽くて華やかでも静かな見た目にはため息が出ます。
金漆の盃は、女性が持つとさらに美しく、軽いので使いやすいです。
比較的お求めやすいお値段なので、人気の「山辺椀」。枝漆を使用しています。、漆を使えるのは正に自分の漆の山を持っているからこそなんです。内側の艶が美しい一品ですが、和彦さんはこの山辺椀を25年程使用しています。
今回その使いこなした山辺椀と新品を比べてみました、新品の山辺椀の内面はつやつやです、しかし25年お椀は勿論つやは無いですが、使って使って骨董品の様になっていました。艶が無くてもとっても素敵でした!
いい漆は一生の物と言う事を本間先生の作品に関しては、自信を持って言えます!
店頭に新品の山辺椀販売継続しております、どうぞ一度手に取ってご覧下さい。
来週月曜日からは「絣IKAT展」がスタートします。
ただいま絶賛準備中です、2代目ご隠居が集めたインドネシアの絣の布や木工品がずらずらっと並びます。
併せて「日本、世界のかご展」も同時開催します。
ようやく春の暖かさが感じられて来ました、併せて春物衣料も続々入荷しています。
気持ちだけでもワクワクの春仕様に。
インドのアイアン雑貨も追加で揃えました、お部屋の模様替えに一役買いますよ♪
ご来店お待ちしております!
絣IKAT展 3月14日(月)〜4月2日(土) 会期無休
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特に紹介したいのがヒロロ細工の籠バックです。
昨年開催した「手仕事の美展」の際に初めてみたヒロロ細工の籠バック達。
初めて耳にしたヒロロと言う言葉、福島県大沼郡三島町で作られています。
網目が細かく、レースのような美しい網目が特徴です。ヒロロだけで編まれていると思っていましたが、調べたらヒロロだけではなく、シナノキやアカソも使用して編んでいるそうです。
ヒロロを乾かして、縄に編んでから、シナノキやアカソなどを使い編み上げるヒロロ細工のバック達。
天然の色合いが優しく、レース編みのような編み模様が美しいです。
手編みなので一つと同じものはありません、使い込むほど味になり自分の物になっていきます。
上皇后さまが三島工芸館でこのヒロロ細工をご覧になり、気に入られてご自分のと雅子皇后さまの籠バックをオーダーされたと言う事です。
今回ヒロロ細工の籠や、ショルダーバックが入荷しています、山ブドウ細工の籠や、人気のマタタビ細工の米ざるや、そばざるも入荷していますのでどうぞご覧下さい。
三島工芸館のホームページによると、「冬は好きだ、もの作りが出来るから」と言う言葉が昭和50年代に行われた三島フォーラムで生まれたそうです。豪雪地帯で冬になると2mもの雪に覆われるこの地域では
農閑期の間にワラジや蓑(みの)をはじめとした道具やカゴなどの道具などを作っていたのだそうです。
今年の様に寒い冬が長く続くと、冬が好きだとは正直言えないと言う所がありますが
ヒロロ細工の籠を見ていると、農閑期の長い時間ひたすら編んでいたのだと想像出来ます。
三島町で開催している「ふるさと会津工人まつり」が、作り手、使い手がたくさん集まる人気のイベントとなっていますが、ここ二年程はコロナの影響で開催していないそうです、コロナが落ち着いたら是非開催して頂きたいと思います。
2020年2月11日(金)〜3月5日(土)会期中無休 小松クラフトスペース
一貫して日本産漆を使い、手に取って使える人にやさしい器を発表している漆芸作家・本間幸夫さん。近年では幻の金漆の研究と再現を手掛けています。縄文時代以来、約1万年の歴史を持つ日本の漆。どうぞご覧ください。
本間幸夫
1947 東京生まれ
1967 木工芸術彫刻家 柴崎始に師事
1979 茨城の日本産漆に出会い、手ぐろめによる精漆を続ける
1982 人間国宝 赤地友哉に師事
1992 茨城県奥久慈に自らの漆林を造成する
1996 新宿伊勢丹本店にて個展 以降13回ほぼ毎年開催
2000 日本橋三越本店特選画廊にて個展 以降5回
茨城県常陸大宮市に漆液と木工轆轤の為の仕事場を新設
2018 日経BPから『UTSUROI〜本間幸夫の漆の仕事』出版
日本産漆を守るために組織された「壱木呂の会」の代表を務める
併催・『縄文の手仕事展』
日本列島で漆の使用が始まったのは1万年以上前。今から約6000年前の縄文時代前期からは漆工芸が本格的に作られるようになり、漆がふんだんに使われた土器や木製品、籠製品などが出土している。
縄文人はカラムシの繊維やシナノキの樹皮を糸にして編まれた布を衣服にしていたと思われる。秋田県五城目町中山遺跡などからは漆が付着した布が見つかっており、これらは現在も漆を精製する際に欠かせない「漆濾し」の際に使われていたようだ。
また樹皮や山ぶどう、アケビや竹などで編まれた籠も使用されていた。青森県三内丸山遺跡からはイグサ科の植物で編まれたポシェット状の籠製品が出土している。
本間幸夫さんの漆工芸と共に、奥会津の編組品、カラムシやシナノキの布など、縄文の技を受け継ぐ手仕事をご覧下さい。
※縄文土器や石器も参考出品
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